台湾の大学留学への道のり

高校三年生息子の母による台湾の大学への留学準備忘備録、準備日誌

担任の先生から電話がかかってきました

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先日の昼間に休校中の息子の学校の担任の先生からまじめにやってるかどうかの近況確認を兼ねて家のネット環境確認のために電話がかかってきました。


その時には息子は不在で家にいなかったため私が対応しました。
都立高校も3月からの空白の2か月間が経ちようやくネットでの授業開始の準備をするようです。

「息子君どうですか?」と様子を尋ねてこられたので、
「はい、4月のあたまから台湾人の先生の中国語教室に通い始めました。」
と伝えると、
「ああ、そうでしたか~、いよいよ始めましたか~」
と留学準備スタートが口だけじゃなくて本当に始まってしまったことを喜んで下さったようです。

希望している大学の学科の入学選考の規定では中国語検定以外にも英語のTOEICTOEFLのスコアが〇〇点以上といった基準があります。

なのでそのために今年の6月にTOEICの基準スコアを超えるよう受験する予定だったのですが、緊急事態宣言発令中のため、試験はお流となり次の試験の予定の目途もたたぬままです。

そのことを先生にお伝えすると、
「そうなんですよね、大学入試がいつになるのかも良く分からない状況ですしね、、、。」とおっしゃいます。

学校の特に受験生を抱えている現場の先生方は、教育現場に対してこの政府や都の家に閉じ込めたままほっぽらかし無策状況中でかなり混乱しているのではないでしょうか。

そしてまた我が家が台湾の大学へ進路希望という突飛なことを言い出すので、やはり困惑されていらしたようで、
「海外になると情報がなかなかないんですよね~」
とおっしゃいます。

それもその通りだと思います。
誰か昨年度の卒業生に同じような進路に進んだ方がたまたまいたとかのレアケースがあったとかならばまだしも、日本の学校に台湾の大学の詳しい進学情報があるはずもないでしょう。

各大学の募集要項などを調べるのもその大学の公式サイトで確認しなければなりません。

日本人向けに日本語でのHPが用意されているわけではないので(良くて英語サイト)、すべてあちらの中国語が書かれたHPの案内を見て調べるほかありません。

 

例えばこういうとある学部の留学生の募集要項、入学申請できる基準などが出ているページとか、

oiasystem.ntu.edu.tw

またはこういうとある大学の学部別の外国人留学生の募集人数一覧のページ。

http://oiasystem.ntu.edu.tw/admission/foreign/requirement/dept.list


いくら今時はGoogle先生に日本語に翻訳して表示してもらえるからと言って、そんな良く分からない外国語のサイトを探して解読しろなどという大変なことを本当に激務な学校の先生にすべて丸投げするわけにはいきませんから、自分で調べて自力で各種書類申請と入学の手続きをするかまたは、高い料金を払って全て留学エージェントのお世話になるかの二通りを選ぶことになります。

そして後々に高校の先生に作成して頂く必要のある成績証明書など
「これこれこういう書類とこういう書類が必要なのでよろしくお願いします。」とのように分かりやすく学校の先生にお願いする必要が出てきます。

先生は、「また落ち着きましたら是非面談でお話ししましょう。」とおっしゃり、面談の機会を設けて下さるようです。

こちらも説明しなければならないことなどありますから、面談の機会を作ってくださるのは有難いこと、さてでもそれはいつになるのやら。

本格的な夏が来る頃までには実現していると良いのですが・・・。